若いころは毎週末クラブで朝まで飲み明かしていた元パーリーピーポーのアラサー主婦・33c0m(ミサコム)です。
お酒を飲んだ後、筋肉痛のように身体中が痛くなったり、関節痛に悩まされていませんか?
わたしの場合は若かったころは何ともなかったのですが、30代になってからだんだんと重い症状が出始めました。
酷いときはお酒を飲んでいる最中から関節が痛くなってきて、腕や脚がポロリともげちゃうんじゃないかと思うほど…。
これらの症状は「急性アルコール筋症」と呼ぶそうです。
この記事は、わたしなりに編み出した症状を緩和する対処法をご紹介します。いろいろと試してみた結果、飲酒をしても痛みが出にくくなりましたよ!
(調子に乗って飲みすぎると痛くなりますが…。)
同じ悩みを抱えた方の参考になれば嬉しいです。
そもそもなぜアルコールを飲むと身体が痛くなるのか?
「急性アルコール筋症」って、あんまり聞きなれない症状ですよね。
アルコールを摂取すると、どういう原理で身体が痛くなってしまうのか調べてみました。
お酒の後の筋肉痛?「急性アルコール筋症」とは
この筋肉の痛みの正体は「急性アルコール筋症」と呼ばれる症状で、ジムで体を追い込んだ後の筋肉痛のような感じになります。これは、アルコールによって筋繊維が破壊されるために起こっています。
急性アルコール筋症は、筋力トレーニングによって起こる筋肉痛とは大きく違います。筋肉トレーニングの場合は、一度トレーニングで傷つけた後の超回復によって筋が成長していくメカニズムになっていますが、このアルコール筋症で傷つけた筋肉は、残念ながら超回復はしません。
アルコール分解によってタンパク合成ができなくなった事による損傷なので筋肉は逆に痩せることもあります。
アルコールを摂取すると、筋力低下とともに筋痛、血中へのミオグロビンの溶出、筋線維の部分的壊死などが起こると報告されています。
アルコールによって筋繊維が破壊…
字面を見ただけでもなんだか怖い。。
もともとお酒があまり強くない人はアルコールの耐性が低く「急性アルコール筋症」の症状が出やすいみたいです。
身体に痛みが出てもとにかく飲みまくり、痛いことすら忘れるような飲み方をしたことがある方は気を付けた方が良いかも…。
(わたしもそういう飲み方をしちゃう人です←)
身体が痛み出したときの対処法は?
さて、では本題です。
アルコール筋症は筋肉が破壊されている危険な症状であることは分かった。
そうは言っても飲まなきゃいけないときってありますよね。飲みたくなる夜もある。
お酒を飲んで身体が痛み出したとき、わたしがやっている対処法をまとめました。
①頭痛薬を飲む
とりあえずはこれで一旦落ち着きましょう。
個人差はあると思いますが、わたしはこの↓頭痛薬を飲んで30分もすれば痛みが引いていきます。
人によって身体に合う合わないがあると思いますので、普段から服用しているモノがあればそれが一番かと思います。
②身体を温める&マッサージする
冷え性の方はとくに、冷たいお酒を飲んでいると気がついたら手足がめっちゃ冷えてるってことありませんか?
わたしはよく肘の関節やヒザ・ふくらはぎに痛みが出るので、よ~くモミモミしてマッサージをしています。
ホッカイロとかで患部を温めるのも気持ちが良いです。
すでにアルコールが抜けているのであれば、お風呂に入って痛みが出ているところをストレッチ&マッサージするのも効果的です。
③水分を大量摂取する
二日酔いの対処法と同じ要領です。
お腹がチャッポンチャッポンになるまでとにかく水分をとります。
スポーツドリンクがあればなお良し。アルコールを身体の外に出すのが目的です。
酔いが冷めてくれば、身体の痛みも次第に収まっていく。はず。
痛くならないようにするための対処法は?
上記でご紹介した対処法は痛くなっちゃったときのもの。
どうせなら、痛くならずにお酒を楽しみたいですよねぇ。
わたしも根っからの酒好きなので、身体に負担をかけずに飲酒できる術を試行錯誤してみました。
効果があった対処法を以下からご紹介します。
①普段から栄養素を採る
人間の身体はアルコールを分解するときにビタミンやカリウムを消費するそうで、これらが不足しているから対処しきれてないんじゃ?
と考え、日常的に飲むようにしたのがこちら↓
沖縄の海水100%でできた塩でございます。
マグネシウム・カリウム・カルシウムを豊富に含んでいて、塩分は普通の食塩よりも約25%低いという代物。
これを朝晩、ほんの少し水に溶かして飲み続けていたらかなり症状が和らぎました!
ビタミンのほうはコレ↓
朝食をオーガニックグラノーラにしてみました。ビタミン以外にも鉄分や食物繊維など栄養がいっぱい。しかも食べるのに手間がかからず楽。
どちらも大した金額ではないし、塩はお料理にも使えて便利です。ぜひお試しください。
②飲んでる途中に小休憩を挟む
ホットウーロン茶とか味噌汁など、居酒屋でゲットできそうな温かいメニューをあいだに挟むのも効果的です。
わたしの場合はお酒を飲んでいて身体が冷えてるな~と感じてきたらイエローカード。
コッソリお酒よりも食べ物を優先したりします。
③日ごろから水分を小まめに摂取する
人間て一日に最低でも約2リットルの水が必要ってご存知でしたか?
わたしこれを知ったのがつい最近でして。かつては一日に500㎖のペットボトルを飲みきれないほど水分を採らない人でした。
飲酒は水分補給にならず、むしろ水分を奪って身体の外に出ていってしまいます。
普段から体内の水分が足りてない人は、お酒を飲むとそりゃあ身体も悲鳴をあげるワケだ。
ちなみにコーヒーやソフトドリンクなども水分の摂取量にカウントして良いのだそう。
どんなタイプの飲みものがカウントされる?
どんなタイプの液体でもいい。ただの水である必要はない。ミルクやフルーツジュース、お茶、コーヒーなどすべて日々の目標量にカウントされる。
カフェイン入りの飲みものはトイレが近くなるが、脱水症状になることはなく、1日の摂取量にカウントされる。
引用元:ジュースやお茶、コーヒーはカウントできる?…専門家が解説、1日に必要な「水分量」Yahoo!ニュース
わたしはこれらの対処法をゆるゆるとひと月くらい続けてから思いっきり飲んだところ、無事!身体が痛くなることなく健康的にお酒を楽しめました。あざす。
お酒の飲み過ぎにはご用心!楽しく嗜みましょう
急性アルコール筋症で悩んでいたわたしが実行してみた対処法をおさらい。
- 普段から栄養素をとる
- 飲んでる途中に小休憩を挟む
- 日ごろから水分を小まめに摂取する
あ!あともちろん大前提として「飲み過ぎない」ってのも大切です!
生きていればストレスが溜まることもありますが、自分の身体を労わりながら上手にお酒と付き合えるのが理想ですよねぇ。
試せそうなものからぜひトライしてみてください。
以下の記事では、手軽&オシャレに野菜が採れるっていう「パーソナルスムージー」を飲んでみた感想も書いてます。
健康的なボディで健やかにがんばってまいりましょう~。
あまりにしんどい場合などは我慢せずにお医者さんに行くことをおすすめしておきます。