空前絶後の大ブーム「鬼滅」に押されて週末にも関わらずお客さんの入りはビミョーでしたが、わたしは観てきましたよ!
とんかつDJアゲ太郎!タイトルからしてコメディ感が溢れる今作は、世の中が騒がしいこのご時世、良い感じに肩の力を抜いて観れるナイスなスポコン青春ストーリーでした!
コロナの影響で上映が4カ月も遅れたうえに、出演者が続々と不祥事で捕まるっていう…。
悪い意味で話題性十分なアゲ太郎がどんなもんなのか正直興味本位だったんですが、意外とそんなに悪くなかったです。(笑)
とんかつDJアゲ太郎のあらすじや私の感じた映画の魅力などをまとめてみたので、アゲ太郎くんが気になっている方はチェックしてみてください。
とんかつDJアゲ太郎のあらすじ
- 監督/脚本:二宮健
- 原作:イーピャオ・小山ゆうじろう
- 出演者:北村匠海/山本舞香/伊藤健太郎/加藤諒/浅香航大/栗原類/前原滉/池間夏海/片岡礼子/ブラザートム/伊勢谷友介/DJ KOO/フワちゃん
- 上映開始:2020年10月30日
渋谷の老舗とんかつ屋の息子・アゲ太郎(北村匠海)は、特にやりたいこともなく就活が嫌という理由でとんかつ屋の手伝いをしている青年。
他にも同じような境遇で旅館の息子やら、電気屋の息子、薬局の息子たちが集まって、日々ご気楽に生活しています。
渋谷のクラブにとんかつ弁当を届けたことがきっかけで、フロアを盛り上げるDJに憧れたアゲ太郎はDJになるべくチャレンジをスタート!
はたしてアゲ太郎は「とんかつとフロア、両方アゲる」ことはできるのか!?
ストーリーの魅力
難しいことは何ひとつ考えずに、やりたいことにまっすぐ突き進むアゲ太郎くんは観ていて爽快!彼の成長こそストーリーの魅力です。
アゲ太郎のバカっぽいところにいちいち可愛げがあって、協力してくれる友人たちもとにかくバカでいいヤツ。(笑)内容が薄いと言えばそれまでかも知れませんが、素直に生きる彼らを応援したくなりました。
DJを題材にしている映画なだけあって、作中の音楽にもこだわりを感じてクラブミュージックが好きな方は胸が騒ぐシーンがあると思います!
ちゃんと最後にはとんかつと音楽が融合するので、「あーなるほどこれがとんかつDJか!」って関心しました。
ちなみにわたしも若かりし頃は毎週末クラブに通う人種でした。アゲ太郎くんがオールドスクール寄りでなんだか嬉しかったです。(笑)
自分自身、毎日を難しく考えすぎてるよな~なんて振り返ってしまいました。
ひたむきにやりたい事と向き合う。大人になってくると忘れがちなスポコン魂を思い出させてくれてありがとう!アゲ太郎!
出演者の魅力
フワちゃんがyoutuberとして出演していたり、DJ KOOさんがDJのレッスンビデオに出演していたりとちょい役出演者の小技が効いてたな~と思います。
現実にありそうな演出がよりアゲ太郎をリアルに感じられて笑えるというか。
また不祥事で問題になってしまった俳優お二方も、個人的にはかなり魅力的でした。
若手の凄腕DJ・YASHIKI(伊藤健太郎さん)の雰囲気とか、ああいうインテリっぽいDJいますもん。どっかで見た事ある気すらしてきます。(笑)
YASHIKIがフロアでかけるゴリゴリの4つ打ちダンスミュージックも、あーあるよな~こういうフロア。みたいな、リアルな渋谷のクラブシーンを感じました。
そして伊勢谷さん演じる超適当なアゲ太郎の師匠・オイリーが、これまたドンピシャでしたね~。惜しい人がいなくなってしまったなあと寂しさすら感じるほど、役柄を完璧に演じてらっしゃいました。
世間的にどうかとかはひとまず置いておいて、もし仮に!アゲ太郎の続編があるならば、2人とも必要不可欠な存在なんじゃないかな~と思います。
あ、もちろんメインの5人も素晴らしかったです!取ってつけたようになっちゃいましたが(笑)ダンスも上手だったな~北村匠海くん。
とんかつDJアゲ太郎で気分もアガる
一緒に観に行った友人は映画の終盤でYASHIKIがアゲ太郎に言った最後の一言が、今作の中で一番笑えたそうです。(笑)
ぜひ皆さんもとんかつDJアゲ太郎を観て盛りアガってみてはいかがでしょうか。
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あまり邦画を見る方ではないのですが、他にもいろいろおすすめ映画をまとめた記事があるのでよかったらどうぞ☟