【採用担当だった人です】転職して一週間で辞めた理由。早い方が会社側も楽!

企業の採用担当やってました。33c0m(ミサコム)のブログへようこそいらっしゃいました。

今回はわたしが転職してから一週間で「こりゃ合わないわ」と悟り辞めたときの話をご紹介します。

自分が採用担当者だった経験から、辞めるなら早い方が会社側も楽な理由も綴りました。

はじめにお伝えしておくと、転職先の労働環境が酷かったわけではないです。

ただ自分には合わないな、と感じただけ。でも会社を辞める理由って、それで十分だと思っています。

転職して一週間、辞めたいと思ったときに誰かに相談しましたか?もしくはネットの掲示板を覗いてみたりしましたか?

世間の声
そんな短期間で会社の善し悪しが分かる訳ないじゃん!根性ないなあ!

もしそんな意見を言われたり見たりしても、全く気にする必要はないと思います。

だって辞めたいんだもの。我が道をいきましょう。

わたしが採用担当だったころ、入社初日~1週間で辞める人を何人も見てきました。それでいいのです。合わないところに我慢して留まる意味はありません。

わたしの体験談が「転職して間もないけど、辞めるか迷っている」方の参考になれば嬉しいです!

5年間勤めた会社を退職して転職

5年間勤めていた会社では、面接~手続き全般~入社研修~退職手続きを担当していました。

業務が気に食わなかった訳ではありませんが「なんか違うなあ~」と感じる毎日から抜け出すために退職。

その後転職した先が、一週間で辞めることになる企業でした。

いわゆる一般事務職。中小企業の女性が多い職場です。家から近くて給料もそこそこ、という理由で決めました。

面接では感じの良いおじ様たちがお相手だったんですが…。入社してみないと分からないことはたくさんありますね。

一週間で辞めた理由

正社員で転職するのはこの時がはじめてだったので「これがふつうなのか?」と疑問を感じることばかりでした。

勤めていた期間は土日を挟んで一週間。つまり業務したのは5日間です。短いですね。でも世間には早期退職者ってけっこういるので安心してください。

5日間で私が「辞めたい」と感じた理由は3つ。

  1. 人間関係が嫌
  2. 業務内容が合わなかった
  3. 雇用形態がナゾ

「その程度で辞めるの?」と感じる人もいるかもしれません。具体的にひとつずつご紹介します。

①人間関係が嫌

ずばり裏ボスの存在が苦手でした。(役職者のことではありません。)

創業から勤めていると言っていたので、いわゆるお局様という方ですね。(推定50歳)

なぜか社長も専務も、その方には頭が上がらないようで。

同部署に女性従業員が10名ほどいましたが、全員彼女の言うことには従わねばならない空気感がありました。

入社初日、わたしの頭のてっぺんからつま先までを見たお局様。挨拶が返ってくることもなく、颯爽と去っていった姿は今でもよく覚えています。

他にもあまり良く思われていないであろう、と感じることが何個かありました。

もしかしたら、わたしが知らぬ間になにかやらかしてしまったのかもしれませんね。

よく分かりませんが(笑)自分とは合わないなあ~と思った瞬間でした。

②業務内容が合わなかった

業務内容のほとんどが、受注した商品をシステムに入力するという仕事でした。

合わないと感じた点は、システムを改善すれば一瞬で済みそうな内容を手作業で入力して、勤務時間のほとんどを使っていたこと。

わたし
新人だからという訳ではなく、女性従業員が皆さん同じ仕事内容でした。

これを言ってしまうと、この会社の一般事務は必要なくなってしまうのでは…というレベルだったので、声には出しませんでした。

正直この業務を毎日繰り返す日々は過ごしたくない…と思ってしまいました。

③雇用形態がナゾ

正社員で雇われた…はず。みたいな感じで5日間働きました。(笑)

正社員募集の求人に応募したことは確かなんですが、雇用契約書が無かったんです。

もしかして…と不安だったので、入社5日目に専務に聞いてみました。

わたし
あのぉ、わたしって正社員ですよね?
専務おじさん
あ!一応契約で採っといたから!よろしくぅ!

一応契約ってどういうことやねん。

こうしてわたしは転職して一週間で「わたしには合わない環境だな」と悟り退職を決めました。

どうやって辞めたのか?

辞める時って「まだ入社して一週間なのに、早すぎるんじゃなかろうか…」とすご~く言い出しづらいですよね。

迷惑をかける訳だし、怒鳴られたりしたらイヤだな…とか想像しちゃいます。その気持ちとても良く分かります。

わたし
でも入社から1か月後~の方が少しずつ仕事を任されてきて、もっとずっと言い出しづらくなります。早めに行動してしまった方が、会社側も負担が少なくなるかと。

わたしの場合は5日間勤務して土日を挟み、月曜日の朝出勤前に専務の携帯へ電話しちゃいました。

辞めたい理由として伝えたのは率直に「職場環境が合わないので辞めます!」これだけです。

月曜日の業務後に時間をもらって話をするつもりでしたが、特に引き留められることもなくなんと電話越しで了承をもらいました。

大事な私物が残っているわけではなかったので、電話後は一度も出社せずに退職。

雇用契約書に「退職する場合は1か月前に申し出ること」とか書いてあるのが普通です。

企業によって異なりますが、短期間で辞める場合は即日認められる場合が多いのでは、と思います。わたしが採用担当をしていたときもそうでした。

すぐに辞められないパターンもあると思いますが、そこは話し合いで折り合いをつけるしかありません。辞めたい意志をはっきりと伝えましょう。

ちなみにたとえ一週間であろうと3日であろうと給料は発生しますので、きっちり受け取りましょう。

どーしても自分では言い出しづらい!誰か代わりに言ってくれ…!そんな辛い状況の方は、退職代行を使う手もあります。

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辞めるなら早い方が会社側も楽な理由

わたしが採用担当だったころに辛かったことは「入社後1か月~3カ月くらいで辞められてしまう」こと。

あえて嫌な言い方をすると、教える時間だけを消費して戦力を生み出せずにオワタ…となる訳です。

この経験から、辞めたいなら早い方が会社側も楽だよということをお伝えしたいのです。

以下で詳しくご紹介しますね。

①仕事を教える手間が省ける

入社して数カ月は、まず業務を覚えてもらうことが優先です。

3カ月で辞めるのと一週間で辞めるのとでは、教える側の負担が違う。

教える側も、時間を割いてくれていることを忘れてはいけませんね。

わたし
嫌だな…早く辞めたいな、そう考えているなら、早く決断して担当者を解放してあげた方が良い気がしませんか。

②事務処理の手間が省ける

企業の規模や雇用形態によりますが、採用が決まるとさまざまな人事手続きが必要になります。

社会保険や厚生年金の申請などなど。早めに退職が分かれば手続きしなくて済むので、無駄な作業が省けて担当者としてはラッキー!でした。

次の転職先で就職するときも社会保険の申請前であれば、履歴が残らないので短期で退職したことが分からずに済みます。

転職活動を続ける上でも、早めに合わない会社を辞めるのは得策です。

企業によっては、入社が決まったと同時に手続きを開始するところもあるでしょう。

個人的な意見ですが、試用期間があるところは手続きを先延ばしにする場合も多いのではないかと思います。いずれにせよ、辞める前にしっかり確認しておきましょう。

バックレない方が身のためです

会社を辞めるときバックレたくなりますよね。なぜなら超言い出しづらいから。

採用担当時代にも何度かバックレられた経験があります。もちろん電話しても出ない。悲しかった。(笑)

悲しいのはさておき、手続き上でも担当者が困っちゃうので、言い出しづらくても「辞めます!」宣言はしてあげましょう。

しかもバックレると結局自分が困ることになりかねません。その理由をご紹介します。

①担当者(人事)があたふたするよ

知ったこっちゃねえよ。と言わずにまあ読んでください。

事務手続き上、本人と連絡がつかないと退職手続きが進みません。

退職者が保険証や社員証を持っている場合は、回収しなければならないのであらゆる手段を使って連絡を取ります。

わたしはバックレた方の親御さんに電話したこともあります。

コンプライアンス云々の関係で、会社規定の退職届を書いてもらわなければならなかったので郵送で送ったりとか。

一番厄介だったのは、バックレられて頭に血がのぼった上司に「家まで行ってこーい!」と言われたこと。

そこまでする会社もあるので、バックレると双方いろいろと大変です。

わたし
あくまでもわたしがいた会社の話で、すべての会社があたふたしているのかは分かりませんのであしからず。

どうしても連絡がつかない場合は、なにか別の対処方法があった気がします…。うろ覚えですいません。

②何度も連絡がくるよ

わたしがいた会社では「連続で5日間は連絡が取れるか試みる」という決まりがありました。

会社としては「連絡を取ろうとしてがんばったよ」という履歴を残したいのだと思うのですが、毎日電話がくるとバックレた方もイヤになりますよね。

上記でご紹介したように身内に連絡することもあります。バックレる前に一言、辞めます!宣言をした方が絶対に後が楽です。

③私物の処分に困るよ

人のものって勝手に捨てづらいんです。かといって使うのも(ペンとか)ちょっと抵抗がある…。

「全部捨てて良いよ!」と言ってくれれば気兼ねなく捨てられますので、辞めたいと思ったらその辺もハッキリ伝えちゃいましょう。

もちろん自分で回収してもよし!

番外編:辞めない方がいいパターンは?

さんざん辞める押しをしておいてなんですが、続けてみる価値があるかもよ?なパターンもご紹介しておきます。

辞めたい意志が固い方は無視して心に従ってください。

個人的に、一週間で辞めるのはもったいないと思うパターン
  • ずっとやってみたかった異業種に転職した

☞すべてが初めてのことだらけのパターン。身体が慣れてくれば辞めたい気持ちも薄まるかもよ

  • 研修が充実している会社に転職した

☞社会人として、新しい知識を身につけるチャンスかもよ

  • 資格取得をサポートしてくれる会社に転職した

☞資格とってからでも遅くないかもよ

そんな可能性もあります。

他にも気の合いそうな人がいるとか、楽しく会社に勤められそうな要素があれば、続けてみても良いのではないかな、と思ったりします。

辞めたくなったらすぐ実行してよし

パワハラ・セクハラなどがある場合はもちろんですが、会社側に特別な問題が無くても、自分に合わないと感じたのであれば辞めて正解です。

入社一週間でも当日でも辞めていいと思います。

わたしは一週間で辞めましたが、1ミリも後悔していませんよ。

根性とか関係ありません。合わないところはがんばっても合わない。そう割り切って早めに切り替えた方が、会社側も自分も楽チンです。

わたし
無理して続けて心を病んでしまったら、社会復帰に時間がかかってしまうかも知れません。せっかく転職するなら楽しく働きたいですよね。

転職すること自体が経験を積むことにもなります。ぜひ自分の心の声に耳を傾けてみてくださいね!

転職活動中に副業してみたいわぁという方は、以下の記事もご覧ください。

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まったく未経験の主婦が、クラウドワークスでうっかり月5万円稼げた話。

2020.05.31

以上、元採用担当が語る、転職して一週間で辞めた理由(決断は早い方がいいよ)でした!それでは~!

ABOUTこのブログをぜんぶ書いた人

アラサー女子。3姉妹の末っ子。主人と2人暮らし。
数年前まで某有名企業に勤めていましたが、毎日「なんか違うなあ~」と思いながら仕事する日々にサヨナラするために退社。
その後、半年間在宅ワークに挑戦してみる→挫折(笑)→再就職→某ウィルスにより倒産→やっぱり在宅ワークでがんばりたい!と現在ゆるゆる挑戦中です。
実は90’s HIPHOPがけっこう好きだったりします。
同世代の方に役立ちそうな情報をゆるりと発信していきます。