ベトナム・カンボジア・タイを巡る14日間の旅行記(2019)パート4の「タイ編」でございます。
この記事はパート1から順番に続いておりますので、以下からぜひ読んでみてください。
●旅の準備を記録した「あらすじ編」
●最初に訪れた国「ベトナム編」
●いろいろあった「カンボジア編」
そして、本記事「タイ編」で完結となります!
アジア3姉妹の旅、カンボジアからは姉妹旅で計14日間。

- 三女:33c0m(わたし)
- 次女:エムさん
- 長女:かおるん←ベトナムで帰国
長期の旅行には慣れていない&トランジットの疲れもあって、タイに到着するころにはヘロヘロでした…。
そんな様子も楽しみながら読んでもらえると嬉しいです。
●目次●
無事にタイ(バンコク)へ到着!
さて、10時間のトランジットをなんとかやり過ごし、タイに到着したのが朝10時頃。
ベトナムのホーチミンからバンコクまでは2時間程度のフライトだったので、移動そのものは苦になりませんでした。
空港からは毎度おなじみのホテルに頼んでおいたタクシーで移動します。

カンボジアと比べると、街のインフラがしっかり整っている印象。
タイの気温は?
一年中暑い日が続くタイ。
とくに3月~5月のあいだはもっとも気温が高くなります。
わたしたちが行ったときも室内はクーラーガンガンで、屋外は照り焼きになりそうな暑さ。

タイでも熱中症対策と、日焼け止めは必須です。
日本語は通じる?
わたしたちが出会った日本語が話せる人は、ツアーガイドさんと日本人のラーメン屋の店主さんくらいだったかと思います。
でもいろんなところで日本人の観光客を見かけました!
タイミングにもよるかとは思いますが、ベトナム・カンボジアと比べると日本人の割合が多かった印象です。
タクシードライバーは皆さんとても上手に英語を話していました。
これまでに何度もご紹介してきた日本語ガイドさんが付くツアー予約サイト「タビナカ」をタイでも活用!
しかーし、ここへ来て初めてツアーでトラブルが…。後ほどご紹介します。
タイ(バンコク)で宿泊したホテル

ベトナム・カンボジアに続きタイの物価も安く、それなりのホテルを選んでも一泊1人3,000円程度。
観光地が近くにあるホテルで、移動に便利な立地です。
宿泊したホテルは欧米人の方の利用客が多いみたいで、ごはんもほとんど洋食でした。
パンとヨーグルト、ゆで卵、パンケーキ。ウィンナーとかをバイキング形式で食べる感じ。

※写真はイメージです
カンボジアでだいぶやられていたわたしのお腹も、タイのごはんは大丈夫そうでした!笑
部屋に置いてあるタオルがゾウさんの形になっていてとても可愛かった。

タイのごはん事情
ベトナム・カンボジアと比べると、日本食がかなり浸透しているような印象を受けました。
ラーメン屋さんがあったり、マックとかのファストフード店、お寿司屋さんも見かけたかな。
タイ初日はあまりにも疲れていたので、コンビニでカップラーメンとポテチを買って終了。
ちなみにコンビニの品ぞろえも日本とほぼ一緒でした。

引用元:http://www.nissinthailand.com/th/product_detail_noodle_cup.html
日本のお菓子「スコーン」みたいな味がして美味しかったですよ。
思い返せば、タイらしい料理ってほとんど食べなかったですね…。
もはや食を楽しむ元気が残っていなかった…涙
巡った観光スポット
タイでもツアーに参加してみたり、自分たちの足で観光スポットに行きました。
順番にご紹介していきます。
超!ドデカい大仏様が寝ているお寺「ワット・ポー」

宿泊しているホテルからタクシーで5分!まずは手始めに、バンコクで一番古いお寺として有名なワット・ポーへ行ってみました。
ツアーなしでも余裕で行ける距離です。
入館料は100バーツ。350円くらいですね。カードが使えないのでご注意を。
ここでもっとも有名なのが、金ピカの寝釈迦様!

めっっっっっちゃでかい!長い!
何と全長46メートルもあるんだとか…。縦にも大きくて約15メートル。
高さは奈良の大仏様の大きさに匹敵するらしい。
足の裏までゴージャスです。

日本のお寺や仏像さんたちもかつては金ピカだったようですが、日本人の「わびさび」を楽しむ心が今の姿に落ちついた要因なんだとか。
同じ仏教でも、お国によっては全然違う!人間って面白いです。
ワット・ポーの敷地内も、とにかく豪華絢爛。

この仏塔には王族の遺骨が祀られているそうです。
わたしの中でタイ=ハデハデっていう印象が芽生えた初日でした。
フォトジェニックツアーで訪れた場所①ワットパクナム
さてさて、タイ観光2日目はこの旅最後のツアーに参加してきました。
その名もフォトジェニックツアー!
色彩豊かなタイの名所を網羅できるツアーです。
・ホテルで待ち合わせ→①ワットパクナム→②ピンクガネーシャ→③ナイトマーケット→解散
・料金:1人8,000円程度
今回のツアーガイドさんは、この旅最年長のおじさん。(おじいちゃん?)
背が小っちゃい気さくなおじさんで、あんまり日本語はお上手ではありませんでしたが良い人な感じはしました笑
最初に訪れたお寺の写真がこちら。

エンターテインメント性が強すぎ!ぶっ飛んでますね~タイ。
このお寺は5階建てになっていて、一番最上階にこのド派手な仏塔があります。
他の階は瞑想できる集会所や、博物館になっていてどこもかしこもゴー☆ジャス!

建物は全面大理石だそうです。
ガイドのおじさんが、飛び跳ねて写真撮影している観光客に腹を立てていました…。
②ピンクのガネーシャ像&願いが叶うネズミ!
続いて向かったのは、高速道路をひた走って到着した「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」というお寺。
本来1時間半くらいで到着するらしいのですが、体感的には3時間近くは車に乗っていた気がする…。
道を間違えてたのかな…笑

それはさておき、これまた漂うテーマパーク感。
ミッキーマウスでも出てきそうなハデな装飾です。
一番の目玉が、とてつもなく大きいガネーシャ像。

ガネーシャの周りにいるネズミさん(ミッキーマウスではありません)に願い事を伝えると、ふつうより3倍速で願いが叶うとウワサされている、らしいです!

一体なにと比較して3倍速なのか気にかかるところですが、私たちも例にならってお祈りしてきました。
詳しいお祈りの手順がタビナカの記事に載っていたので、ぜひ行く前にチェックしてみてください。
しかしほんとに、色彩が鮮やか~なお寺ばっかり。

③ツアーの終着点・ナイトマーケット
最後のさいごで一番!悲惨だったのがこちら笑
若者に人気のスポット「タラートロットファイ・ラチャダー」というナイトマーケットです。
なにが悲惨だったのかっていうと、、もうすごいんですよ、人が。
都内の朝の満員電車を彷彿とさせる人並みで、観光を楽しむどころじゃありませんでした。
あまりに人混みがすごすぎて、小学校以来ぶりに姉と手を繋いで歩きました。
それくらいしないと、あっという間にはぐれちゃう感じです。
ものすごいジメジメしてるのにおしくらまんじゅう状態で他人とお肌がくっついてベトベトだし、気が遠くなりました…。
で、どの辺りがフォトジェニックツアーなのかって言いますと…

ナイトマーケットのエリアを上から見た図が、カラフルでカワイイってことみたいですね。
人混みが大の苦手な私はぶっちゃけもう行きたくありません(!!)が、お祭り騒ぎが好きな方はぜひ。盛り上がれるかも!
そしてツアーはここで終了。
ナイトマーケットの隣にある商業施設「エスプラネード」(日本のイオンみたいなとこ)の中でラーメンをすすりました。

引用元:httpswww.bangkoknavi.comshop161
日本人の店主さんが優しい方で、ラーメンの味もおじさんの言葉も沁みたなぁ。
「タイ疲れた…」と愚痴を零したら、
「そんなこと言わずにまた来てよ」的なことを言ってくれました。優しい。
いまグーグルマップでここのラーメン屋「博多将軍(Hakata Syogun)」を調べてみると、残念ながら閉業してしまっているみたい…。

またいつか、あのラーメンを食べられる日がきたら嬉しいです。
タイの旅、トラブルを一挙公開!
ベトナム・カンボジア・タイと巡ってきた旅もそろそろおしまい。
タイでの滞在時間が一番短かったワケなんですが、ありましたよ~トラブルが。
これからタイへ行く方がどうか同じ目に合わないよう、ご紹介しておきます!
①ツアーのおじさんが見つからない
今回タビナカで頼んだツアーは、宿泊ホテルまで迎えに来てくれる訳ではなく別のホテルで待ち合わせというスタイルでした。
しかし集合時間が10分過ぎても見当たらない…。

LINEでタビナカのスタッフさんに連絡して状況を確認してもらいますが、「すでにガイドは現地についている」とのこと。
え?ホテル間違えたか?と何度も確認してみるけど合ってるし…。
結局集合時間から1時間くらい過ぎたところで、なんとホテルの中からおじさんガイドさんが登場しました!笑
結局のところ、わたしたちはホテルの外・ガイドのおじさんはホテルのエントランスで待っていたらしい…。
もう笑うしかない。
暑い中ひたすら待っていた空白の時間。
途中で物乞いのおばあさんに絡まれたりして、色んな意味で辛かった。
皆さんも待ち合わせの際はご注意を…
②人&車の込み具合が半端じゃない
バンコクは首都なんだから、日本でいうところのTokyoだと思えば当たり前でしょって感じなんですけども…。
それでもあのナイトマーケットの人混みはヤバかったですよ!
わたしが田舎者だからなのか?都内の夏祭りとかはいつもああいう状況なのか?
ナイトマーケットから帰ろうとして、お決まりのGrabでタクシーを呼んだものの…。

あまりにも車通りが激しくて、まったく捕まらない!
次々にドライバーが変更になってしまい、もうホテルに帰れないんや…と姉妹で半泣きでした。わっはっは。
Grabでタクシーを手配するときは、車通りが落ち着いている場所で焦らず待機するのがいいです。
頭じゃ分かってるんですけどね、、当時は疲労と緊張でややパニックでした。
見知らぬ土地だと思いのほかバタバタしちゃったりします。
③意外とカードが使えない
お寺などで入場料を支払ったり、チップを渡したり…
タイでも現金を使うシーンが多かったです。

滞在時間が短いから~と少ししか現金を持っておらず、後半はけっこうギリギリでした。
個人的には気持ち多めに両替しておいた方が安心かと。
スワンナプーム国際空港にはレストランやおみやげ屋さんがたくさん入っているので、もし現金が余ったとしても帰国前に使いどころはあります。
④トイレに紙がない
基本的に東南アジア諸国ではトイレットペーパーをトイレに流せないそうで。
下水管が細くて詰まっちゃうらしい…。日本ってつくづく便利ですねぇ。
それは旅行に出る前から心得ていたものの、タイに来てはじめて旧式トイレに入ったんです。
人生初の、桶で水をすくって流すタイプのトイレに遭遇!
イメージはこんな感じ。

引用元:タイのトイレhttpsasianwaker.com20190314toilet-thailand
洋式スタイルで座っちゃいそうになりますが、こういったタイプのトイレは和式みたいに跨って用を足し、最後に隣の水をすくって流すんだとか。
しかもティッシュが備え付けられていない!これには焦りました。
ポケットティッシュ持っといてよかった…。
観光に行く際、ティッシュはマストアイテムです!
そして無事に帰国…
フォトジェニックな旅を終え、14日のロングトリップは幕を閉じました。
タイに来た時と同じようにホーチミンを経由して日本へ帰国。
帰りの道中はあんまり記憶にないほど疲れ果ててましたね~。
慣れない環境で、さらにあちこち場所を変えると身体がビックリしちゃうんでしょうか、空港でも飛行機の中でも熟睡できず、寝たり起きたりを繰り返しながら無事に到着。

帰国してすぐに成田空港のコンビニで買った「野菜生活」のジュース、生きてきた中で一番美味しい野菜ジュースでした…!!
タイに入ってからは疲れが溜まっていたせいで、ちょっとエムさんと言い合いになったりとかして。
そういう出来事も終わってしまえばいい思い出です。
これにて「3姉妹がゆく!ベトナム・カンボジア・タイを巡る旅行記」閉幕!
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
また自由に世界中を旅することができる、平和な世界が訪れますよう。