こんにちは。会社員時代には海外出張とか行ってた33c0m(ミサコム)です。
英語を勉強している人の多くが感じる伸び悩み。焦りや不安に駆られて思うように学習が進まない…そんな経験はありませんか?
わたしが英語学習に力を注いでいたのは大学生時代です。英語に伸び悩んでいたときは、以下のようなことで挫折しかけていました。
- 自分の言いたいことを上手く表現できない。
- 単語を聞き間違えて&言い間違えてバカにされた。
- 上手く発音できずに理解してもらえなかった。
がんばっても結果がついてこないと、「もう英語勉強するのなんて辞めちゃおうかなぁ。」なんて気持ちになってきますよね。
今回はそんな英語で伸び悩んでいるときにおすすめの映画マダム・イン・ニューヨークをご紹介したいと思います。
タイトル通り、主婦のレディが主人公のお話なので女性向けだと思われることが多い映画ですが、もちろん男性にもおすすめです。
この記事をきっかけに映画をご覧になった方が、もう一度がんばろう!と元気を出してもらえたら嬉しいです。
※映画のネタバレを含んでいますのでご注意ください。
マダム・イン・ニューヨークのあらすじ
映画の主人公・シャシ(シュリーデヴィ)はインドの主婦で、夫と2人の子どもと暮らしています。
インドでは準公用語として英語が使われている環境ですが、すべてのインド人が英語を話せるわけではなくヒンディー語(インドの公用語)しか喋れない人もいます。
シャシの夫や年ごろの娘は、英語が話せないシャシをたびたびバカにするような態度で接していて、いつも劣等感を抱きながら生活をしていました。
そんな中、親戚の結婚式の準備のため単身ニューヨークに渡ることになり、英語をなんとか克服しようと奮闘していくストーリーです。
英語を学びながら少しずつ自尊心を取り戻していくシャシのひたむきな姿が描かれていて、妻や母親といった肩書を無くして新しいことに挑戦する様子は、誰もが「がんばれ!」と応援したくなるストーリーです。
インド映画らしい歌っておどる演出も相まって、賑やかで楽しいシーンもあります。
夫婦のあり方を考えされられる作品でもあり、家族で見るのにもおすすめです。
英語で伸び悩んでいる人におすすめのポイント
さて、では具体的に「マダム・イン・ニューヨーク」が英語で伸び悩んでいる人におすすめできるポイントをご紹介していきます。
英語学習でつまづいたことのある人なら共感できるポイントがたくさん詰まっている映画ですよ。
①英語が出てこないもどかしさに共感
シャシが単身ニューヨークに渡ってすぐに、カフェに立ち寄るシーンがあります。
英語が苦手なシャシが店員の言葉を上手く理解できずに焦っていると、彼女の後ろには長蛇の列が…。
シャシ:Water…(お水を…)
カフェ定員:Still or sparkling?(そのまま?炭酸入り?)
引用元:映画「マダム・イン・ニューヨーク」作中より
水を頼みたかったシャシですが、店員の早口な英語が聞き取れずに困ってしまうシーンの会話です。
イライラする店員やお客の圧でパニックになってしまい、結局コーヒーも買えずにお店を後にするほかありません。
カフェの外のベンチに座って落ち込むシャシ。この場面を見て、思わず涙が溢れてしまいました。
英語が母国語の人々にとっては息を吸って吐くほど簡単な英会話でも、別の国から初めてきた人にとってはまるで宇宙人との会話みたいに感じることもある。(笑)
悔しかったことを思い出すと同時に、英語ができなくて劣等感を味わっているのはわたしだけじゃないんだ、と安心感を感じたシーンでした。
②英語が通じたときの嬉しさに共感
シャシはニューヨークにいる期間中に、英会話学校に通うことを決心します。
当たり前ですが英会話学校にはいろんな国の英語が話せない人たちがたくさん集まって、英語を使ってやりとりしようと一生懸命です。
英語を話そうとがんばるクラスメイトたちの様子は、微笑ましくもあり彼らの喜ぶ姿に共感できます。
英語で会話できる嬉しさを味わうと、もっと喋りたい、もっと勉強したいという積極的な気持ちになれますよね。
「英語を勉強したい!」と感じた理由を今一度思い出して、初心に返るとがんばる意欲が湧いてきますよ。
③間違ってもいい!英語で表現する勇気をもらえる
英語を勉強していると、少しずつ間違うことに恥じらいが出てきて余計に言葉が詰まってしまった経験はありませんか。
わたしはそんな心境になったことがあります。
主人公のシャシは作中でメキメキと英語のスキルを上達させて、ニューヨークに来た当初は会話が成り立たなかったカフェでの注文も難なくこなせるようになっていきます。
I will have a cafe latte. a double cheese vegetable sandwich and a glass of iced water please.
(カフェラテとチーズサンドイッチ、あと氷入りのお水もください。)
引用元:映画「マダム・イン・ニューヨーク」作中より
このシーンでは思わず「かっこええ…。」とつぶやいてしまいました。
拙い英語でも毎日繰り返していれば、自然と身に付いていくものです。日々の努力は裏切らないぞ!と勇気をもらえるシーンですね。
マダム・イン・ニューヨークから学ぶ英語のフレーズ
マダム・イン・ニューヨークは英語を学ぶ人にとって、また新たなことに挑戦しようとしている人にとって元気をもらえる映画です。
映画のラストでシャシがスピーチをする場面から、わたしの好きなフレーズをご紹介します。
Life is a long journey.(人生は長い旅です。)
Try to help each other to feel equal. It will be nice.(お互いを助け合って平等に感じられるように心掛けてください。そうすれば大丈夫。)
引用元:映画「マダム・イン・ニューヨーク」作中より
新婚さんに向けて贈られた言葉なのですが、英語の学習を通して自分の自信を取り戻せたシャシだからこそ語れる、ステキなスピーチです。ちなみにこのシーンでも涙がこぼれちゃいました。
笑って泣ける、心に響く素敵な映画なので、ぜひぜひご覧になってみてください。
映画「マダム・イン・ニューヨーク」は、NetflixやU‐NEXTで見られます。
Netflixは2019年末をもって無料期間の提供を終了しています。
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「伸び悩み」は語学を勉強する人なら誰もが通る道
天才的な才能でもない限り、語学を勉強していて伸び悩むことは誰しもが体験する道です。
思い通りにいかなくて焦ったときやイヤになったときは、一息ついてリフレッシュしましょう!
気持ちを新たにして英語と向き合えば、また学習が楽しく感じると思います。
単語やフレーズを楽しく覚える方法として、洋楽を聴いてみるのもおすすめですよ。
HIPHOPバージョンはこちら。
誰もが通る英語学習の伸び悩みについて、少しでも力になれたら嬉しいです。
何事も楽しんでトライしていきましょう!
Take it easy!
映画のシーンほどキツい対応は取られませんでしたが、悔しくて、悲しかったことを思い出します…。